スコーンと紅茶のティータイム
●スコーンと紅茶でゆったりクリームティー
メイフェアは英国紅茶サロンなので、スコーンにはちょっとこだわりがあります。
だから、スコーンと紅茶だけのシンプルなティータイム「クリームティー」も人気です。
これまでスコーンは、固くてパサパサというイメージがあって、日本人にはあまり受け入れられていなかった気がします。
英国でこれだけ人気なのに、日本に持ってくると「固くて食べにくい」「パサパサしているから、軟らかいパンのほうがいい」と言われてしまう。
だから、日本でスコーンと言うと、軟らかめで水分多めに焼いた菓子パンのようなスコーンになりがちなのを寂しく感じていました。
●クロテッドクリームがあるからクリームティー
スコーンは、菓子パンのようにそのままパクパク食べるというより、「クロテッドクリームとジャムと紅茶」と合わさって完成します。
クロテッドクリームをのせて、ジャムをのせて、ぱくりとかぶりついて、すかさず紅茶で後を追う、というスコーンの正式な食べ方をしたときに、最もおいしくなります。
この食べ方で最高においしくなるように作ったスコーンは、単体では硬めで、水分も少なめです。
そんなスコーンをこの13年間ずっと作り続けてきたら、やっと最近になって、「やっぱりここのスコーンだよね」と、こだわりをわかって食べに来てくださる方が──それも急に──増えました。
わかってくださる方に、丁寧に作ったスコーンをご用意するのは、本当に幸せな時間です。
●シンプルでも、自由なバリエーション
クリームティーは、「紅茶とスコーン」というシンプルな組合せ。
だからこそ、そこにプラスαで加える要素は無限大。
自由なバリエーションが生まれます。
たとえば、こちらは「ゴールドキウイとルビーグレープフルーツのジャム」をのせたスコーン。
ほかにも、生の桃をのせると、みずみずしくて贅沢なクリームティーになりますね。
ハロウィンの時期になると、こんなクリームティーが登場することもあります。
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【クッキー工房メイフェア】
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