●スコーンと紅茶さえあれば「クリームティー」
紅茶はもうお馴染みの飲み物ですね。紅茶を飲みながらのゆったりティータイムは、日常の中にスッと非日常を差し込んでくれる、うれしいひとときです。
紅茶があれば、私などそれだけで満足。贅沢は言いません。
でも、さらにスコーンが付いてきたら、もっとうれしい。
さらに──贅沢を言い始めましたね──クロテッドクリームとジャムが添えられていたら、最高にうれしい。
クロテッドクリームの「クリーム」が由来の「クリームティー」の時間になります。
では、クロテッドクリームが付いていなくて、紅茶とスコーンのみだったら、クリームティーとは呼ばないのか。
そんなこともないのでしょうね。こだわり派は「クロテッドクリームのないクリームティーなんて」と主張するかもしれませんが、たいていこういった言葉はざっくりと状況を指しているだけなので、「これがないとダメ」と厳密な条件があるわけではありません。
会議の途中で「ちょっとこのへんで“お茶”にしませんか」と言われて、ジュースやコーヒーを飲む人がいたって、誰も文句を言わないのと同じ、かな。
では、クリームティーの最小限のパーツを挙げるとしたら、何でしょうか。
紅茶、スコーン、クロテッドクリーム、ジャム……この中で、ジャムがなくてもクロテッドクリームがあれば「スコーンにのせたクリームが口内で熱いお茶によって溶ける快感」がちゃんと味わえるし、クリームがなくてジャムだけスコーンにのせても、おかしくはない。
でもスコーンがなかったら……紅茶にジャムを入れたりクリームを入れたりするのはおいしいのですが、それだと紅茶のアレンジであって、「ティータイムの形式」とは違う気がします。
と考えてみると、クリームティーの最小単位は「紅茶とスコーン」ということになりそうですね。
●今年のスコーンキャンペーンが終わりました
スコーンといえば、毎年6月から10月までの5ヶ月間にわたっておこなわれる「スコーンキャンペーン」が今年も無事に終了しました。
集めたシールの応募期限は今月15日です。忘れずにお送りくださいね。
* * *
英国紅茶サロン メイフェア
新潟県新潟市中央区寄居町343-38(古町エリアのカフェ)
(地図はメニュー「アクセス」から)
https://salon-mayfair.net/
Tel 025-211-7007
メイフェアの冷凍スコーン生地は、毎日の必需品です。
自宅でも焼きたてスコーンのクリームティーを楽しめるなんて、贅沢ですね。
今日のパンは「いちじくパン」です。
メイフェアでスコーンの美味しさを知りました。
半分に割る瞬間が好きです。
いちじく、新潟でよく食べました。
田村さんの淡々としたパンの紹介が、何故か印象に残ります。