最適な動作で肩コリ腰痛知らず
●キーワードは「動作の最適化」
今週末は、オンラインことば学講座ですね。4月10日(土)です。
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今回は、ここしばらくの回で取り上げてきた「動作の最適化」をまとめて全部総復習して、しっかり身につけます。
だから今月のキーワードは「動作の最適化」。そのまんまですね。
たとえば、「腰を入れる」という動作。
日本人なら誰でも聞いたことがある、そしてなんとなくできているつもりの「腰を入れる」という動作も、具体的に何をしているのかと問われると、答えられる方が少ない。
「腰を入れる」とは、すなわち上半身と下半身をつなげる動作なのですが、これがうまくできれば私たちの体はかなりの負荷に耐えられます。
昔の日本人は現代人より体の使い方がうまく、100kgをはるかに超える荷物を若い女性が当たり前のように背負って運んでいたという記述があります。
「いくらなんでも100kgは嘘だろう」と思ったら、明らかにもっと重い荷物を背負った写真が残っていました。
ということは、昔といっても写真があるのだから、江戸時代からこちらということですよね。そんなに大昔の話ではない。
動作を最適化すれば、私たちの骨や筋肉など身体という資源は、それだけの仕事ができるのです。
なのに、上半身と下半身のつながりが甘くなっていると、ごく軽い物体を持ち上げようとしてギックリ腰になったり、長年の間に慢性的なトラブルを抱えてしまったりする。
こんなメールが届きました。
先日のレッスン中の先生の動作で、
「良くない例が私の真似みたい」と感じたくらい
分かりやすかったです。
ヘルニアの手術を受けて以来腰をかばいながら生活していますが、
動作の習慣を変えなかったら再発しますよね。
大事なことに気づいていますね。
そのとおりです。
ドアを押し開けたり、引き出しを閉めたり、物を持ち上げたり、上に押し上げたり、不安定な足元で何かを支えたりしても、「腰を入れる」の原則を知っていれば、大丈夫。
昔の人は、この大事な感覚を「腰を入れる」という言葉(つまりパッケージ)にしたわけですが、現代人の私たちにはあまりピンとこないんですよね。
あなたには、ピンとくるようになっていただきます。
「腰を入れる」という言葉を聞いた瞬間、体がクッと動くくらいになると、自分の体への信頼度が高まりますよ。
さあ、今度の土曜日にしっかり確認して、何度も何度も繰り返して、「体の癖」にしてしまいましょう。
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今年に入って、軽いぎっくり腰を繰り返しています。
「腰を入れる」レッスンを受けてから、
「なぜ今腰に来たか」が推測できるようになりました。
いつでも腰を入れられるようになって、腰痛知らずになりたいです。
今まで無意識に危ない動作をしていたことがわかりました。