世界を巡る紅茶の旅……アフリカ編

●お茶の生産量が多い国はどこ?


IATA認定のティーアドバイザー試験を受ける方のために、お茶の生産量について今日はお話しします。

なにしろ今月はこれから「苺のアフタヌーンティー」が始まりますからね。

苺づくしのスタンドを前に、いつものようにお好きな紅茶を2種類選びながら、世界の紅茶事情に思いを馳せてみましょう。

※今回は紅茶だけでなく「いちごミルク」も選べます。

お茶の生産量が最も多い国は、圧倒的に中国です。

中国のお茶というと、私たちのイメージでは烏龍茶なのかなと想像しますが、大部分が緑茶です。

ところが、お茶全体ではなく「紅茶」に限定すると、トップはインドになります。

ダージリン、アッサム、ニルギリと、とにかくインドといえば紅茶を思い出すのが、メイフェアにいらっしゃるみなさんでしょう。

インドと言われて思い出すのは、紅茶の次にカレー、その次にラッシー、いや、その前にチャイかな。あ、チャイはインドでの代表的な紅茶の飲み方でした。

とにかく紅茶の生産量では、インドが群を抜いてトップ。

その次に、スリランカとケニアがだいたい並びます。もうどっちが2位でどっちが3位なのか、何かの加減で入れ替わりになる程度なので、両方とも2位として問題ないでしょう。

そうなんです、ケニアですよね、意外なのは。

アフリカですよ。

スリランカは、わかる。昔はセイロン島と呼ばれたスリランカは長く紅茶の生産が盛んで、代表的な5つの産地(ファイブカインズ)が有名ですね。

最近は第6の産地ウダプセラワも話題です。

ところが、そんな代表的な生産国と並んで、アフリカのケニアが紅茶を大量に生産しているのです。

アッサム系のチャノキは熱帯でよく育つので、土地の広さと気候が有利なのは、やっぱり強いですね。

アフリカではケニアだけでなく、マラウイやブルンジなど、紅茶の生産に力を入れていて、これから確実に伸びてくると予想される国が増えています。

ということで、紅茶のイメージがあまり強くないかもしれないアフリカ、覚えておきましょう。


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内容:世界三大銘茶を並べて試飲したり、紅茶に合うお菓子の作り方を覚えたり、紅茶に詳しくなる講座。認定ティーアドバイザーの資格が取得できる
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料金:2200円(税込)
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世界を巡る紅茶の旅……アフリカ編」への2件のフィードバック

  1. 紅茶教室では様々な国の紅茶や珍しい紅茶を味わえるので、
    これからも楽しみです。

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