次回のことば学講座は「任せる技術」

●任せる技術を身につけよう

こんにちは、「ことば学講座」担当の齋藤匡章です。

先日は新潟クラシックストリートに応援に来て盛り上げてくださり、ありがとうございました。

今日はメイフェアがお休みなので、この場をお借りして「ことば学講座」の事前ミニレッスンをしますね。

今週は木曜日(5/9)にフェルマータで新潟会場、土曜日(5/11)に東京会場のことば学講座があります。

お申込みは下のページからどうぞ。
   ↓
https://wsi-net.org/kotoba.html (ことば学講座)

さて、新年度に入って1ヶ月が経ちましたね。

お仕事は順調に進んでいますか?

何の心配もなく順調なら、すばらしい。

しかし、どこかに順調でない部分があったり、何か不安があるとしたら、この機会に「任せる」技術を高めておきましょう。

特に仕事では、「任せる」ことの重要性は年々高まります。

「年々」がポイントです。

今はまだ「そこそこなんとかなっている」としても、来年、再来年、3年先と年齢を重ねるにつれて、「任せる」のが上手な人と下手な人の差が開いてきます。

今週の「ことば学講座」で具体的な任せ方のポイントをお伝えしますから、仕事中に試して、その効果を確かめてください。

また報告メールを楽しみにしていますよ。


●「育てる=任せる」

「べつに人に任せなくても、一人でなんとかやれるから」と話す人がいます。

この人はおそらく、「任せる」を勘違いしています。

「任せる」というと、「自分の仕事を放棄する」イメージがあるのかもしれません。

怠慢とか、サボるとか、楽なほうに逃げるとか、そんなマイナスイメージを思い浮かべるとしたら、「任せる」の重要性がまるでわかっていません。

もちろん、現状で「いっぱいいっぱい」になってしまって、心理的に追い込まれて、仕事どころか明日の生活をも投げ出しかねないような精神状態になっている人なら、「自分の仕事を減らす」目的の「任せる」をおこないます。

しかし、おそらくあなたにとって本当に威力を発揮する「任せる」は、そういう任せ方ではないでしょう。

それに、今までに「自分でやったほうが早い」「好きでやっているから人に任せたくない」といった理由で、適切な「任せる」(後進の育成など)ができていなかったせいで、「いっぱいいっぱい」を招いている可能性もあるのです。

「育てる=任せる」という大事な等式があります。

人を育てるには、適切に「任せる」必要があるのです。下手な任せ方では、人は育たないばかりか、いなくなってしまいます(職場なら辞めてしまう)。

人を育てることに悩んだとき、ぜひこの関係を思い出してください。

人に何かを教えたり、部下や新人を育てたり、生徒の能力を引き出したりといった、「育てる」行為には、上手な「任せる」が必要不可欠です。


●現状の何を改善したい?

「任せる」話を聞いていて、あなた自身の現状について考えたこと、思いついたことを教えてください。

あなたにとって、「任せる」という行為は、どこに起こりそうですか?

「教師と生徒」「上司と部下」「コーチとプレイヤー」「親と子」「先輩と新人スタッフ」といった関係なら、わかりやすいですね。

「任せる」技術の向上によって、現状の何を改善したいですか?

ことば学講座当日までに、何か思いついたらメールで聞かせてください。

* * *

英国紅茶サロン メイフェア
新潟県新潟市中央区寄居町343-38(古町エリアのカフェ)
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Tel 025-211-7007

次回のことば学講座は「任せる技術」」への2件のフィードバック

  1. あらゆる場面で「任せる」技術が大事だなあ、と感じるようになりました。
    木曜日のレッスンが楽しみです。

  2. 「任せる」ことの意味をしっかり理解して、日常生活に活かしたいと思います。

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