文章が「見える」文章力を身につけよう(夏の講座)

●「見えていても、見ていない」とは

今月31日(2019年8月31日)は、フェルマータカフェ(新潟市中央区上近江)の2階で「文章の書き方講座」(夏の講座)です。

受講なさる方、心の準備はできていますか?

仕事で文章を書く方は、今のうちに「確実に伝わる文章」「人を動かす力のある文章」の書き方を身につけておきましょう。

言葉はおもしろいもので、「見えていても、見ていない」「聞こえていても、聞いていない」ということがあります。

たとえば、

・ウェブサイトやSNSで文章を書いているが、反応が得られない
・集客チラシを作ったが、反応がない
・企画書を作ったが、企画が通らない

といった悩みを抱える方は、自分の書いた文章を見直してみても、原因がわからないでしょう。

なぜ反応がないのか。なぜ相手が動いてくれないのか。

目の前の文章に「答え」(すなわち原因)は書いてあるのだから、目に見える部分を修正すればいいはずなのに、何をしたら反応が変わるのかがわからない。

これが「見えていても、見ていない」状態です。

「資格試験に合格すれば、仕事は向こうからやってくると思っていました」と話していた方がいます。

自分のビジネスを始めて、なかなかうまくいかずに悩んでいたとき、「さらに上位の資格を取得すれば、世間の反応が変わる」と思っていたそうです。

ところが、資格は取れても変わらなかった。「あまりの変わらなさが不思議だった」といいます。

私からは日頃から「言葉のトレーニングは最優先で」と伝えていたのですが、文章トレーニングを後回しにしてまで資格試験の勉強を優先してきたのに、これほどまでに「変わらない」ものなのかと驚いたという。

それはそうなんですよね。今までと同じ文章を書いていても、プロフィール欄に書く資格が変われば反応が変わると思っていたそうですが、相手はべつにそんなのは求めていなかった。

というより、厳しい言い方をすれば、「資格に反応させようとしていることが伝わってしまう」のがマイナス要因になり得るのです。

「資格に反応させようとしていることが伝わってしまう」なんて、怖いですね。でもちゃんと言葉に、文章に現れています。

なのに、言葉が目に見えてはいても、認識していない。

それが文章力です。

しかも、自分では気づいていないのに、相手には「なんとなくわかる」のが怖い。

今週末の文章講座では、いつも書いているあなたの文章の、どこを変えれば反応が変わるのかを知って、的確に直せるようになってください。

【夏の講座】
日時:2019年8月31日(土)15:00~20:00頃
場所:フェルマータ(新潟市中央区上近江、025-290-7227)
料金:10,000円(お食事つき)
講師:齋藤匡章(言語戦略研究所)
内容:言語戦略 ~ 力のある文章の書き方

※お申込みは https://fermata-cafe.com/fer/lesson/seasonal/ からどうぞ

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英国紅茶サロン メイフェア
新潟県新潟市中央区寄居町343-38(古町エリアのカフェ)
(地図はメニュー「アクセス」から)
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Tel 025-211-7007

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