モンステラを解体しました(モンステラの挿し木)

●ひょろひょろ伸びたモンステラを挿し木に


メイフェアにこんなモンステラの鉢がありました。

モンステラは一番好きな観葉植物です。日陰に置かれてひょろひょろ伸びても健気に葉を茂らせる姿が愛おしく、「増やして素敵な鉢植えにしたい」と思いました。

そこで、もったいない気もしますが、解体します。

狙いはこの部分。

葉が落ちて、気根ばかり伸びて、茎が長く残った部分です。

この姿もなかなかイイのですが、今回はコンパクトな株に分けて姿を整えましょう。

まず、気根をカットして、鉢から外しました。

なんだか、さばく前にまな板にのせた魚のイメージ。

元気な葉は切り離して、花瓶に挿しました。

一本は茎の節を付けたままにしたので、そのうち根が出るでしょう。発根したらまた鉢に植えましょう。

花瓶は脇に置いておいて、今回の主役はこちら。

モンステラの茎部分を取り出しました。背骨のようですね。

モンステラの背骨を、細かくザクザクと切っていきます。

ちょっと細かく切りすぎたかと思いましたが、モンステラはたいへん強い植物なので、きっと大丈夫。

赤玉土を入れた陶器のプランターに並べてみると、こんな感じ。

今、写真を見て気づきましたが、たぶん新しい根は気根が生える部分から出てくるので、上の右から2番目は、上に飛び出した気根部分を下向きに埋めたほうがよさそうですね。

また暖炉の上に並べておきましょう。

1ヶ月ぐらいで新しい葉が出てきたら、成功です。

ちなみに、奥に見える鉢は、2か月前に挿して唯一発根したオリーブです。10本以上挿して、1本だけ発根しました。

オリーブの挿し木は難しいですね。ここまで出にくいとは……。

まあでも、「出るかなあ、まだかなあ」「うわ、出た。やった~」なんてやっているのが楽しいので、失敗もまた、楽しみのためのスパイスです。

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