●長持ちする体の使い方
こんにちは、ことば学講座の齋藤です。
次回のオンラインことば学講座は、6月13日(土)17:00からZoomでおこないます。準備をしてお待ちください。今度の土曜日ですね。
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https://wsi-net.org/kotoba.html (ことば学講座)
テーマは、「動作の最適化」です。
一生付き合う自分の体ですから、いつまでも快適に使い続けたい。
若いうち、健康なうちは考えもしませんが、体は道具と同じで、上手に動けば長持ちするし、下手に使えば寿命が短くなります。
でも、体の使い方って、あらためて習う機会がないから、何が良い動き方で、何が危ない動き方なのか、わかりにくいんですよね。
従来の習慣で無意識に動いたり、他人の動作を見て影響されたりして、どうしても崩れていきやすいのが、日常の動作です。
いくつか例を挙げてみるので、振り返ってみてください。
階段を昇る時、太股の後ろやお尻を使うのが、いい動き方。
太股の前側(大腿四頭筋)に頼るのは、もったいない動き方。
なぜ「もったいない」かというと、体の寿命が早く来てしまうから。
歩くとき、足音が小さいのが、いい動作。
大きな足音を立てるのは、もったいない動作。
ドアを押し開ける時、前腕の筋肉(肘のちょっと前あたり)がやわらかいままなのが、いい動作。
前腕がクッと固くなるのは、もったいない動作。
パソコンを打ったりマウスを動かしたりするとき、肩甲骨がやわらかく動くのが良い動作。
肩甲骨が固まったまま動かないのは、もったいない動作。
ほんの数回なら別に支障はありませんが、何回も何回も繰り返していると、体に影響が出てきます。
昔のマニュアル車でいえば、クラッチの繋ぎ方の癖によって、クラッチ板の寿命が延びたり、すぐにツルツルになって使い物にならなくなったりしたようなもの。
長年の「動作の癖」は、年を取ると出てきます。
今のうちに自分の動作を見直して、最適化しておきましょう。
一生付き合う自分の体ですから、いつまでも快適に使いたいですね。
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